2014年10月19日日曜日

秋華賞 2014



 ④ヌーヴォレコルトを切るつもりはありません。相手は何かが重要です。


 相手は⑫タガノエトワールでいきます。ローズステークスの上位馬は全て先行勢、その中からヌーヴォが抜け出し、ヌーヴォを上回るメンバー最速の上りで突っ込んできたのがタガノエトワールでした。未勝利を勝ったばかりの15番人気ですから出てきた理由は出走権を確保することのみ、通常そのような手合いはいくらでもいますが目的を達成できることはありません。狙い通りに2着に来れたことが力の証明であると考えます。


 母系を辿っていくとダイナフェアリーからファンシミンへと連なる社台ファームゆかりの血統です。ファンシミン系は以前はダイナフェアリー自身のようにG1では少し足りないイメージでしたが、2005年3月27日にダイナシュートの仔アドマイヤマックスが高松宮記念を制すと4月10日にはダイナシュートの孫ラインクラフトが桜花賞を勝ち、翌2006年にはダイナシュートの妹サマーワインの孫ソングオブウインドが菊花賞を勝つこととなります。ファンシミン系ではシャダイマインの系統からG1馬が続出しましたが、ファンシーダイナの系統を代表するダイナフェアリーからG1馬が誕生しても全く不思議ではありません。


 タガノエトワールの母シーサイドブリーズはその母サマーベイブを通じてダイナフェアリーに辿り着きます。ダイナフェアリーの代表産駒サマーサスピション(1995年青葉賞)など、ファンシミン系には「夏」をイメージする馬名が多く見られます。シーサイドブリーズもその一頭ですが、筆者はどうしても倉木麻衣の名曲「Feel fine!」のメロディが頭をよぎります。資生堂の「SEA BREEZE」のCMソングに起用された「Feel fine!」の歌詞に「sea side」が登場するのですが、「sea side ♪Yeay♪」の部分を「シーサーイド♪ブリ~~ズ♪」に替えて唄ってしまいます(笑)。



 ということで、馬単ボックス④⇔⑫を中心に、連下には⑩マイネグレヴィル、⑪ペイシャフェリス、⑬パシフィックギャル、⑮ハピネスダンサー、⑰リラヴァティなどを考えていますが、面倒なので総流しにしましょう。